木下利玄の生家

付近住所 岡山県岡山市足守


 利玄は、木下利永の次男で明治19年1月1日この家に生誕。5歳のとき、伯父木下利恭(旧足守藩主・子爵)の養嗣子となる。東京帝国大学文学科卒業。和歌を13歳のときから佐々木信綱に学ぶ。「白樺」の同人となり、アララギ派の作風にも親しんだが、やがて国語的発想による独自の”利玄調”を確立して形式主義打破につとめた。大正14年2月15日鎌倉に病没、40歳。墓は足守の大光寺にある。